職人の時代

世界大不況の嵐の中、日本の存在感が日々失われて行きます。
三流の政治家と議論下手でおとなしい国民性。自己主張を嫌う従順な性格の中に欧米的権利意識が虫食い、故に、国民の意識は右へ左へとぶれて行きます。
私達が、自分たちのアイデンティティーを見失う時、亡国が始まります。

私は、この仕事を通じて、自らが職人であることを実感してきました。
しかし、かく言う私も、近代日本人がそうであったように、よりアカデミック(管理・指導的)なものに憧れ、職人(現場)を一段低いものとして捉えてきました。

例えば
・大企業と町工場
・一級建築士と大工
のように、一方はインテリジェンスに満ちた綺麗な仕事。もう一方は油と埃にまみれた単純労働の仕事...。
自分自身、何とイメージが貧困だったかと思い恥じ入ります。

昔から、日本人の仕事ぶりとは、職人の仕事のことではなかったのか。
誠実で実直、完璧を目指すものづくり、あるいはその意識を持って行うプロの仕事を職人と言うのではないだろうか。

日本人がクールな世界金融でリーダーになれるだろうか....。ドライなビジネスで世界の優となれるだろうか....。
世界の人々は日本企業の誠実なものづくりを賞賛したのであって、決して剛腕や利発さをほめたのではないと思う。

NHKのTVに、プロの仕事の真髄を紹介する『仕事の流儀』という番組がありますが、それは逆に、如何に現代日本にプロ(職人)がいなくなったかと言うことを表しています。昔はどの職場にも一流の職人がいて、それ故に社会の末端にまで日本人の誠実な仕事ぶりがあったのだと思います。

だからこそ、私は現場(臨床)の職人でありたい。
これからも、仕事(病気の治癒)を請け負う職人であり続けたいと願っています。

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風邪は自然がくれた予防薬

この間、野口晴哉先生の名著『風邪の効用』の話をして、『そんな馬鹿な~』と、また患者さんに笑われてしまいました。

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風邪をひくと、市販の風邪薬を買うか病院に行って薬をもらって風邪の症状を抑えます。「風邪の症状を抑えるとはもったいないことをす41pjmv8cv6l__ss500_るのですね。」と言われましたら皆さんはどう思われますか。

「ドイツの医科大学のイセルス教授というニンジンジュースを基本にガンの自然療法をしている先生の言葉です。『世界には二人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ』というものです。」
【『東洋の智恵は長寿の智恵』渡部昇一・石原結實共著・PHP研究所】

風邪をひいたら食欲がなくなり熱が出ます。 このような風邪の症状など病気を治そうと出てくるものをいやなものとして薬で抑えてばかりいると、 将来癌などの大きな病気を作ってしまいます。
【『風邪の効用』野口晴哉著】

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私もこの本を始めて知ったときには驚きましたからね~。
どうも、私たちの脳は固定概念と既成概念に毒される傾向が有るようです。
いつまでも、柔軟な発想をしたいものです。

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命のブランド信仰

Photo  受付スタッフの友人が腰痛で目指していた料理の仕事を断念しました。
そのスタッフも最近そのことを聞き『アンフォルムへ治療においでよ..』と一生懸命勧めてくれたらしいのですが、その友人は、何軒も病院&治療院巡りをしたらしく『どこへ行ってもいっしょやから。』と諦めて、転職してしまったそうです。

患者さんとの出会いには縁を感じることも多いものですが、上記の『何軒も治療院(病院)を廻ったし、どこへ行っても同じだから...。』と言うことばもよく耳にします。果たして、そうなのでしょうか?、そうでは無いことは当人も感じている筈です。

私はいつもこのように思っています。医療にはランクとレベルがある!..と。
ランクとは①予防医学 ②プライマリーケアー(初期医療) ③中度医療 ④高度医療 ⑤最先端医療です。

例えば、重篤な病気がプライマリーケアーで見逃されて手遅れになることもあります。また、それとは逆にチョットした風邪でも高度医療や最先端医療に携わる病院へ行こうとする患者さんもおられます。
私はこれを『命のブランド信仰』と呼びます。
チョットした風邪・頭痛でも重篤な疾患が潜んでいるかTopimageも知れない、だから大きい病院へ行けば安心だと..。

しかし、最先端医療は、例えば脳腫瘍等において、最高の技術と検査で治療を受けることが出来ますが、首のねんざで行ってみて下さい。それこそ血液検査から画像診断まで必要以上のあらゆる検査をされた後に『痛み止めの注射を打ちましょう。明日からはリハビリで頸椎牽引に通って下さい。』と原因も特定できずに訳の分からないことで納得させられます。
このように医療は、高度医療が高級医療で、プライマリーや中度医療は安物の医療と言うことでは決してありません。
それぞれが受け持つ医療範囲でのスペシャリスト、つまり本当の専門家なのです。

病気は本来プライマリーケアーからその重度に従って高度医療へ移行して行くのが最も望ましい姿です。それが結果的には、その病気に応じた濃密で適切で安価な医療を受けられるベースになる訳です。

人々が、この『近所の医者は低級(安物)で、大病院は高級(ブランド)』という意識を変えないかぎりは、『日本人の薬漬け』に変わる『検査漬け医療』が進んで行くことは間違いないと思います。

この医療ランクと同時にドクターも技術職である限りは必ずレベルの差が存在します。 『あの先生は上手、あの先生は下手』とかよくいわれますが、『白か黒か、安物か高級か、上手か下手か。』と全てを二元論で考えてはいけないのです。
例えば、私たちは、皆さんの子供たちが毎学期ごとに持ち帰る通知表を心の中に持っています。その私の通知表の中で多くの優劣を混在させながら、努力していると言うのが実態ではないでしょうか。

冒頭の『どこへ行ってもいっしょやから~。』と諦めてしまった彼女もこう考えられないでしょうか。
低いレベルの治療院(病院)へ何軒、何十軒通院しても治らないのは同じ事なのです。せめて、どこか、もう一段レベルの高い治療院を探し、そこで診てもらうと必ず展開が変わります。
それを、見つけるのは『人からの助言』と『あなたの感性』なのです。

あなたの感性が『ここは良い!!』と思える治療院や先生に出会うまで放浪しないと、決して新しい世界は開けないのです。

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上手な受診の仕方 ①治療効果も腹八分目

人にはそれぞれの気性があります。
大らかな方や几帳面な完璧主義の方など、ご自分の生活信条で日常を送られていますが、治療効果に関しては腹八分目が良い場合もあります。
どういう事かと言いますと。治ることに関してあまりに完璧(100%)を求めすぎると治療回数ばかり掛かって、あまり治療効果が出ないことも多いと言うことです。

私は患者さんを治療する際、いつも100%の完全治癒を目指しています。
しかし、人間の身体はそう簡単なものではありません。
90%以上治った状態で、あまり治療後の変化が出て来なくなった時には、治療を一端休んで様子を見ることも大切になってきます。
1~2ヶ月の内に動きも良くなり、治ってしまう事も多いものです。
昔から『日にち薬』という言葉がありますが、治療である程度良くなったら、あとは自然治癒力(自分自身の治す力)がゆっくりと体を治してくれると言う意味なのです。

私達の治療は自然治癒力を高める治療であり、つまりは、患者さん自身の治ろうとする力を引き出すことにつきます。
体が健康へとゆっくりと変化する時間が必要な時もあると言うことなのです。

特にこの事は、【肩関節】【肘関節】【ひざ関節】【足関節】など複雑な動きをする敏感な関節に関して多いと言えます。

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診ているところ・・・Part2

むかし、むかし、△山台と言うところに仕事熱心な○子さんと言うOLが居ました。

○子さんは以前から肩こりがひどかったのですが、今回は首から腕がしびれるように痛く、頭痛・めまいもひどく、背中の調子もなんか変で、いつもなら我慢している内に忘れてしまうのですが、今度ばかりは、つらくて、つらくて、どうしたら良いのかと悩んでいました。

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患者さんの気持ち...。

最近、2週間に一度の歯の治療に通っています。
患者さんからの良い評判と治療院の近くであることも幸いして通う決心をしました。
実は、私の歯の管理はとても悪くて..鍼灸治療のせいで、少々悪くても鍼で痛みを止めてしまい、トコトンまで悪くならないと...と言うか..。

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気のせい ?

初診の患者さんから時々聞く言葉です。
『ずっと体の調子が悪かったんですが、病院でも何にもないと言われるし、家族にもなかなか解ってもらえず、主人に言っても“気のせいと違うか”と言うんですよ。』と訴えられます。
私は『そんなことはないですよ、体の悪い状態が出ていますので治療して行きましょう。』と言います。

患者さんの言う“気のせい”とは“心の問題”と言うことなのですが、本当のところは、私たちの言う“気のせい”なのです。
もちろん、この気とは“人体を巡る気”のことなのです。

同じく、よく使う“元気”とは元(もと)の気、つまり腎の先天の元気が満ちてバランスの良い状態を言います。
“病気”とは気が病んだ状態を言います。
“陽気な人”とは陽の気が満ちた状態の人を言い。
“陰気な人”とは逆に陰の気が満ちた人を言います。
“本気”に“活気”“血気”に“人気”
こんなにも私たちは“気”と繋がっているんです...。

皆さん、“気を静める”為に鍼灸治療を受けましょう。

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クラニオセイクラルと波動医学

47825tt133 21世紀で最も注目され、発展する医学は『クラニオセイクラル』や『波動医学』に代表される生体エネルギー医学だと思っています。
勿論、東洋医学、現代西洋医学、カイロプラクティック医学等、現存する有力医学はたゆまぬ発展を続けてゆくのは当然のことですが、新しい概念による、新しい医学と言う意味で、この医学は今世紀中に第3の医学として確立すると思っています。

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線維筋痛症

Img014 私の臨床歴の中で、ほんの数例ですが、痛みが、頭からつま先まで全身に及び、不定愁訴も表す患者さんがいます。
背骨の外傷に絡む症例が2例、交通事故後の後遺症に絡む症例が4例です。
外傷性の症例においては、障害が全身に及んでから来院されるので自覚症状もあり、はやく治して欲しいという極限状態で来られます。

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水と安全と健康

水と安全と健康。この3つは人間にとって最も大切な物のはずなのに、戦後の日本人にとってタダ(安価に)で手に入る代名詞としてのイメージが定着しました。
そのお陰で、世界一の長寿国として君臨しているのも事実です。
それは、国民皆保険制度を推し進めた国の功績でもありますが、しかしながら、近年その弊害も多く、医療過剰による医薬品漬け、検査漬けの国民でもあります。
未だに不必要に抗生物質をばらまくドクターと薬漬けにされた体に不信を持たない無知な患者が溢れているのも事実です。
国会議員の先生も知る『ナントカ還元水』や登下校の安全のための『小学生のGPS』、物扱いされる保険診療ではない『質の高い自費治療』....もう、こういう時代が来ていると思います。
『質の高い自費治療』....冷汗...。 頑張ります。

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診ているところ...

先日、ある常連患者さんの自律神経症状(主にめまいと顔面けいれ
ん)が頸椎の調整1回で緩解(※1)し患者さんも大変喜んで頂けました。
私たちの治療は何年も、何十年も病院に通うような症状でも、それこそツボにはまれば1~2回ほどで緩解することも多いものです。
治療をしていて本当にうれしい瞬間でもあります。

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好転反応(瞑眩)とは?

好転反応、正式には瞑眩(めんげん)と言います。
瞑眩とは、漢方薬を飲んで病状が好転する前に予期しない生体反応が現れること、鍼あたり、灸あたり、湯あたり(温泉での)なども同様の反応です。

生理学的には...

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鶴田分院長、ついに結婚!!

泉大津P1020678院の鶴田分院長の結婚式に関空ゲートタワーホテルへ行ってきました。

結婚式は、とてもほのぼのとして良い結婚式だったのですが、主賓のあいさつを頼まれたものですから、一寸緊張してしまって言いたい内容があまり伝わらなかったのがとても残念でした。

ここで言っても仕方ないのですが、鶴田分院長は責任感の強P1020719_1い、最近には珍しい好青年です。友人のスピーチの内容もやはり同感のようでした。

イタリア旅行から帰られたら,また馬車馬のように働いて貰いましょう。ヨロシP1020723ク! 。

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竹のうちわ

今年の夏は患者さんに団扇をプレゼントすることにしましたが...、折角ならプラスチックの味気ない物ではなくて竹のうちわが風情があって、懐かしくて良いな~と思いました。

昨日、ある初老の患者さんから 『先生に頂いた竹の団扇、とても良いですね。風がとっても優しいです。』 と言われました。

なるほど!...私はうちわの外見の事ばかり気にかけていましたが....確かにプラスチックの骨の物と違って、竹の生み出すしなやかな風です。

やはり年配者の言葉は深いです。

また一つ感心してしまいました。

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治療家の独り言-①

鍼灸治療は、つらい症状を劇的に軽減することも多々ありますが、当然、それは本人に自覚症状がある時の話で、身体のひずみ は有っても患者さん本人に自覚の無い場合、または、つらい症状であってもゆっくりと変化させなければいけない場合など、患者さん自身がご自分の身体の変化に気付かないことも多いものです。

私たち技術者は、

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患者さんの夢、治療家の夢

患者さんの夢は、1回の治療で痛みが取れ、スッキリと爽快で、翌日からも痛くならず完璧に治ることです。

テレビや雑誌で

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厳しい時代

P1020125 どの時代にも荒波にさらされる業界というものはあります。

今まさに医療界&柔整界(接骨院)がその荒波の中で揉みくちゃにされようとしています。自分が仕事をしている業界が大変革を迎えるのは期待と不安の交錯する複雑な心境ですが、より良いものへ進化するための淘汰 起こってくるのだと思うし、そう願います。

また、このような時代にこそ自らの方向性をしっかりと持つことが重要です。

たとえば、私的には.....

①流行ものには手を出さない。...

例えばゲルマニウム、岩盤浴、痩身..etc

②自らのスタイルを確立する。....

つまりは私は治療者(病気を治療すること)に専念する。

③嫌な患者は治療しない。....

一見傲慢なように聞こえますが、私と患者さんとが一緒になって病気に立ち向かう努力をして頂けない方は治療する側にとっては、とても辛く空しいものです。

最後に、いかに激しい競争・淘汰が始まろうとしているかのデーターを...。

昭和60年の柔道整復師(接骨院の先生です。)の数は全国で34,000人、10年後の平成7年には48,000人と14,000人程の増加ですが、養成学校の乱立により平成18年度の柔整師数は83,000人です。昭和60年の2.5倍も先生が増え、整骨院が増えたと言うことです。

恐ろしいです。

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春の冷え

最近、坐骨神経痛の患者さんの来院が毎日のように続いています。

東洋医学的には、春先から梅雨時までは腰を中心に体幹がゆるむ時期で、その上に最近の夜昼の激しい温度差が原因として有るのかなと思っています。

持病に腰痛の有る方は特に、夜のパジャマはしっかりと着て、寝姿よく、冷えないように心がけて下さい。

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診療日記です。

アンフォルム鍼灸整骨院の総院長が日常の診療の中で直面する喜び・悲しみ・苦しみなどを赤裸々に吐露します。(ちょっとオーバーです。)

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