ローマクラブ 『成長の限界』
私達の青春は『かっこいいアメリカ』『豊かなアメリカ』『科学のアメリカ』『知性のアメリカ』『アメリカ is №1』の意識下にありました。
『成長の限界』を手にしたその頃、自分自身の間違いに気づくのにたいして時間を必要とはしませんでした。
この世界が有限である限り、永遠の成長などは幻想であり、文明は諸行無常のものである。権力は民主主義の名に隠れてまでも集中するものであり、その権力が『人類の意志』を代弁し『自然の意志』に逆らい続ける。そして文明は崩壊する。
私達はこの100年、科学万能・科学信仰の時代を生きてきました。
しかしながら、世界は自分たちが生み出した偶像(科学)を神とすることの浅はかさに気づきはじめています。
古の人々が山に感謝し、海に畏敬し、一粒の米に手を合わせ、花を愛しみ、人の情に涙したのは時代遅れだったのでしょうか?
すこし前まで、それは非科学的だとされ、古くさい風習と言われました。
私達はそういう時代を生きてきたのです、そして、まだその価値の中で生きているといえます。
東洋医学に『天人合一・天人相応』と言う言葉があります。
『自然と人はつながっている、自然と人は互いに影響し合っている。』という意味です。
そして、人体は『小宇宙』である。という概念につながって行くのです。
既成価値の破壊から、新たな価値の創世紀へ。
人類にはまだそれを成し遂げるエネルギーと自戒心が残っているのでしょうか。
私は少し疑問に感じています。
これから、とても陰鬱な時代が到来します。
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ローマクラブ(Club of Rome)は、オリベッティ社の副社長で石油王としても知られるアウレリオ・ベッチェイ(Aurelio Peccei)博士が、資源・人口・軍備拡張・経済・環境破壊などの全地球的な問題対処するために設立した民間のシンクタンクで、世界各国の科学者・経済人・教育者・各種分野の学識経験者など100人からなる。1968年4月にまず立ち上げのための会合をローマで開いたことからこの名称になった。組織の正式発足は1970年3月。
定期的に研究報告を出しており、第一報告書『成長の限界』(1972年)では現在のままで人口増加や環境破壊が続けば、資源の枯渇や環境の悪化によって100年以内に人類の成長は限界に達すると警鐘を鳴らしており、破局を回避するためには、地球が無限であるということを前提とした従来の経済のあり方を見直し、世界的な均衡を目指す必要があると論じている。その続編『限界を超えて-生きるための選択』(1992年)では、資源採取や環境汚染の行き過ぎによって21世紀前半に破局が訪れるという、更に悪化したシナリオが提示されている。その後、環境・情報・経済・教育などのテーマの報告書が引き続いて刊行されている。なお、日本語版はダイヤモンド社から刊行されている。
アウレリオ・ベッチェイは、油田視察中に、原因不明の事故でヘリコプターが墜落して亡くなっている。マフィアによる暗殺との疑いもあり、イタリアではさまざまな憶測を呼び、映画にまでなった。
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